ネギ苗、良好です

  • 2011.04.13 Wednesday
  • 08:34
 


こんにちは、園芸店オヤジです。

今から50年以上前。
極貧の痩せた学生が、御茶の水駅から、ニコライ堂前を中央大学に向かって、秋雨そぼ降る中を
、傘も差さずにとぼとぼと歩いていました。

その時「ストロンチウム90が落ちてきましたよ」と傘を差し掛けてくれたスマートな男子学生がいました。
(今に思えば何故男子学生だったのか。当時の女子学生及び女性は例外なく、将来性のない学生を見抜いて私には近づかなかったのです。多分。……そんな話はどうでもいいか。)

 
再三登場する土肥学会情報の中段で、「大気圏核実験に由来するセシウムCs−137は1960年代に地球全体に広がり・・・」とありますから、冒頭の記憶が鮮明に戻ってきたのです。

東西冷戦の最中でしたから、セシウム・ストロンチウムとにぎやかだったんですね。

セシウムがその後どのように減少したのか、こんなことを思い出しながら、さらに読み返しています。

前回申し上げましたが、まともな科学書なら「拾い読み」なんて出来るわけがありません。
架空の動物名をあげて、○△湖と諏訪湖のどちらが住みよいか・・・こんな本ならヒロイヨミでも良いでしょう。

ただし、頂いても読む時間はありませんが。


  ネギ苗です
 
写真は当店オリジナル培養・ネギのポット苗。
コマーシャルとは言え今年は重要な意味をもっています。

なお、高冷地でも、これから5月中にネギ種を撒いても秋までには立派に育ちます。


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原発事故に思う事〜何故ロボットを開発しておかなかったの?〜

  • 2011.03.28 Monday
  • 17:41
 


こんにちは、園芸店オヤジです。
地震以来、胸が痛むニュースが目にも耳にも届く日々です。

原発事故処理のニュースを見ながら、何故このような事故を想定した修復用ロボットの開発をしておかなかったのか、素人ながら疑問に思います。

NHKで毎年工業高等専門学校の生徒諸君がグループで制作したロボットを巧みに操り、ボールなどを与えられた規則に沿って迅速且つ正確に所定の場所に納める競技などを見ての話です。

日本にはこれだけの技術がありながら、何故遠隔操作で操れるロボットを作っておかなかったのか?
人間は安全な場所にいて、被曝しても影響のない身体であるロボットを操れるのなら……

人間のする事の方が正確だから、間違いがないからとお考えになるならそれは逆ではないでしょうか?

しかも、事実、この度の事故で原発の内部にて作業をさせられている人々は専門技術者などではなく、一般の人が雇われて入っていると聞きました。

イギリスのメディアには、「
その多くは原発で力仕事をしている「素人」に過ぎず、今回の重要な作業にあたる能力がないことがわかった。」とありました。

インタビューには、「作業員の叔父の菅野正夫さんは、「他人は原発の穴を塞ぐために命の危険を犯している彼らのことを原発の武士というが、信吾のような作業員はまったくの素人で、実際には何の役にも立たない。信吾のような者をこういう作業に使うべきじゃない」と語った。」

……ともありました。
日本では報道されない事ではないでしょうか。

作業に当たっている方々は、どこのどのような人と同じ「命を持った人間」です。
今、安全な場所にいる関係会社のエリートの方々とも何ら変わりは無い「命」です。

その人間を、犠牲にしているというニュースはショックなものでした。


このような、東電の下請け孫請けの人命を犠牲にするような情報は、耳にしたくありません。

内視鏡手術の如く、遠隔操作で操れるロボットが有れば……
そう思われてなりません。

 
ともあれ、私達も批判や愚痴ばかりだけではいけない、次に起こりうる土壌汚染に何か対策はないのか、考える日々が続いています。


 
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自然農法との出会い

  • 2011.03.07 Monday
  • 12:50



こんにちは、園芸店オヤジです。

MOA自然農法と、賛助会員としておつき合いしたきっかけは、その頃当店のお客様だった熱心な会員の方からのお勧めからでした。
その方は肺気腫と闘いながら、10年前83歳の天寿を全うされ、この世を去られました。


  頂いた「MOA自然農法」の本です

その方から岡田茂吉師の本を数冊いただきました。
書物の読み方・受け取り方は人それぞれであり、その方も私の立場(商人である)の良き理解者であったと思います。
 
レイチェル・カーソンがDDTやBHCなどの農薬に警鐘を鳴らしたように、岡田茂吉師は化学肥料一辺倒の農業に強い疑問を投げかけた人だと私は受け止めています。
 
頂いた書籍の内容は、多分に哲学的ではありましたが、現代の日本の農業や環境の状況を予測するような、科学的見解も大変豊富だったのです。

近年、日本列島の農地全体が富栄養化し、その為に河川・湖沼から地下水に至るまで、果ては我々の飲用水の確保もあやしくなる程水質が劣化してしまいました。
都会に到ってはもう、高度浄水装置に頼らざるを得ない状態です。

岡田茂吉師も、さぞあきれているに違いありません。

MOA大仁農場へは二回ほど視察にお邪魔しました。
そのような中途半端なおつき合いでしたが、わたしが物質的には全く利益にならない「水環境」というものに深入りしたのも、このような人々の影響を現在でも受けているからでしょう。
 

自然農法・有機農法・減農薬・無農薬…その理念は全て正しく、土肥学会誌の論文中にでさえ、しばしばその言葉のどれかが前書きに見られます。

しかし、前回申しましたが、特に病害虫の場合、健全な生態系=生物多様性の上に成り立つ話であって、ご自分の農地だけで頑張っても抑えきれないものがあります。


現在、この世で「ご活躍」されている皆さんの中には、例えばヘドロの堆積と酸欠によってユスリカを棲めなくさせて「ヨカッタヨカッタ」という学者センセイ、遊水池の意義も理解できない(具体的対案があるなら別だが)学者・政治家…行く手は険しいと思います。
 
 
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我が国の農業を、完全無農薬には出来ない理由とは

  • 2011.02.23 Wednesday
  • 14:08
 


こんにちは、園芸店オヤジです。

ブログ事始め
で申しましたが、私のような商人の言うことは、仮に内容が真実で事の重大性があっても、マスコミで取り上げられることは滅多にありません。

当たり前のことですが、「◎◎大学教授の発表」となりますと、その内容が嘘でも、マスコミも世間も飛びついてしまいます。

環境問題や農業技術にして然りです。

特に水環境に関しては、「みんなで渡れば怖くない」とばかりに、学者などが10人がかりで1冊の本を出しますと、内容が根本的に誤っていても、その内容は真実のように走り出してしまいます。

イカサマ情報のドミノの始まりです。

 
  冬の間の当店です。春が待ち遠しいですね…


無農薬・有機農法にこだわるお客様の中には、「国産の種が欲しい」などと言う人もいます。

地球環境が壊れ始めた今日、どこかの国は干ばつ、別の国は洪水、国内においても、産地の気象条件が平穏と言う約束はされません。

だから、種の採種場を世界各国各地に分散させる方が種の保存につながるのだという、社)日本種苗協会の言い分には、説得力があります。
 
また理想的には、そして可能ならば、誰しも無農薬栽培を夢見るでしょう。
ところが、今日食糧自給率40%の我が国のこと、輸入食料品と共に病害虫という付録がついてくるのです。

例えばオンシツコナジラミ・シルバーリーフコナジラミ・インゲンテントウなどは最近の害虫です。

当然、国内には土着の天敵はいません

従って、スジガネ入りの有機農法者の私も「完全無農薬は有り得ない。害虫の繁殖を放置しておくのは、近所迷惑であり、これを称して無責任農法」と言う結論に到りました。
 
ただ低農薬または減農薬は充分考えられ、毒劇物取扱者の資格を持っている私も、一切が普通物農薬(毒劇物では無いもの)で済んでいます。

次回は微生物農薬の上手な使い方についてと、併せて体験談を申し上げます。
 

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ブログ事始め!

  • 2011.01.16 Sunday
  • 15:32
初めまして!70歳を過ぎての初ブログです。



信州・諏訪で「諏訪園芸資材」と言う園芸・種苗・農業資材の店を営むオヤジです。
いわゆる「父ちゃん・母ちゃん」で営む店です。

二人で植物の培養から温室やビニールハウスの工事、「ハスキーミックス」と言うオリジナルそば殻堆肥の開発・製造・販売、様々な資材の販売など……何でもやっております。

ブログは初めてですので、拙い部分が有りましたら平にご容赦を……m(_ _)m

そして、どうぞお気軽にコメントを頂けると嬉しいです。



緊張した顔になってしまいました……もっと笑顔で撮らなくてはね

上の画像で私が持っている「土に親しむ」の看板は、1994年・
日本土壌肥料学会に入会した記念として、ハジとともに書き上げた物です。
 
難解な土壌肥料学雑誌も、大きな声では言えませんが、「嘘言うでねえ」とアラ探ししながら読みます(笑)。

時には1ページを1週間以上かけて読んでいますが、不思議と身につくもんですね。


 
土いじりによって知り得た事実「区画整理事業後の諏訪湖の水質」については論文を書き、二度にわたって学会講演を行いました。
それについては多数の先生方の評価をいただいています。

このブログで、何故私のような凡人がその事に気がついたのか、ご理解頂ければ幸いです。
 
上の写真背景にネギ苗の育苗の様子が見えます。
12センチポットに約100本のネギ苗が育っています。

開発はじめは、「こんな物が今年中にモノになるのか??」と70%のお客様から笑われました。ネギ苗は前年9月蒔きの太い苗で、2キロ束◎◎円と相場が決まっていましたので……。

ところが近年、

ア)前年蒔きはトウダチ(老化のため花芽の形成)のため、冬の低温に遭うまで固くて食べられない。

イ)老化ゆえにアカサビ病害に犯されやすい。

ウ)ポット苗は1月蒔き故に、トウダチはなく、病害にも強い。

エ)4月定植では、6月中に若苗は老化苗に追いつき追い越している。

オ)したがって、この頃から間引いて食べられる。そして翌年3月10日頃までトウダチはない。

植物学的に当たり前のことですが、やっと認知されたのです。
こんな小さなネギが、今年中に100本の立派な長葱に成長するのです。
 
次回は、ガン・成人病抑制効果がうたわれているアシタバ(明日葉)が寒冷地である諏訪地方で栽培可能であることを提案したいと思います。

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