松の赤斑葉枯れ病?そんなものは無いよ!=3

  • 2011.01.31 Monday
  • 12:32
 

こんにちは、園芸店オヤジです。


先日のブログにちば!さんから頂いたコメンに、盆栽を地面に置いたら鉢穴から根が出て地下へ潜った、と言うお言葉が有りました。
良くある例です。
植物の生命力を感じますよね。


そこで、「盆栽つながり」で思い浮かんだ事を、今日は書きたいと思います。

ところで松の根に白いカビのような菌が付着しているのがみられます。

これも実は糸状菌の一種と言われていますが、こちらの方は松の根組織に食い込んで各種養分を送り込み、根酸などを見返りとして松から得ているらしいのです。

つまり松という植物との間にギブアンドテイクという関係がある、それで菌根菌(ミコリザ)=共生微生物と言うわけです。

園芸業界はこう言った基本的な知識がないと、とんでもないことになることがあります。

この松の菌根菌は、肉眼で見えるくらいですから、明らかに好気性菌ですよね。
堆肥中の放線菌のように。

メタン生成菌のような、酸素を不要とする嫌気性菌ではありませんね。

好気性菌であれば、液体の中には閉じこめてはおけませんよね。

なのに、時々ひとの無知につけ込んで、そんなものに近しい資材を売り込みにこられる人もいます。

液体に溶かされた好気性菌資材??
そんなの、アリでしょうか(  ゜Д゜)??

もちろん、そのようなお品をお持ちの営業様には、丁重にお帰り願っておりますですm(_ _)m
 
その他、「松の赤斑葉枯れ病の防除剤をくれ」などというお客様もいらっしゃいます。

そんな病菌はありません」と言うと「本に書いてある」って言うんですね。

ネット上でも検索してみると、その様な病気が有り、原因は「
ドシストロマ・セプトスボルムという糸状菌が感染して起こるもの」等ともっともらしく書かれています。

こんな専門用語ぽい言葉を使われると、何だか本当っぽく感じてしまいますよね。



 健康な松です。今、我が店先で撮影したてのホヤホヤです
 
…でも!それはウソです。そんな病気は有りません。

上の写真は健康な松の枝先。
赤斑葉枯れ病」が感染症だというなら、これに病原菌を擦りつけて感染させてみなさい!…と、言いたい園芸店オヤジでした。

ではいったい、松の葉の先端が赤くなる状態というのは何なのか?どういう原因なのか?

次回に書きたいと思います。


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コメント
オヤジさん、こんにちは。

松への菌の話、もの凄く興味あります……

松も種類が、多いのは知っています。
松によっては、精油(ヤニ?)の特性も様々だとは予想します。

カラマツなどは、腐朽されやすいと言うし、かと言って、土木工事等には「松杭」が使用されたりしているから、きっと「松」の種類によって、いろいろ様々な使い分け、栽培種においては、様々な症状があるのでしょうね。

オヤジさんの松の話……

そんなに、出し惜しみしないでくださいよ〜……

ハヤク、読みたい……(´ρ`)ヨダレ、ダラー……(笑)

また、ここに通ってしまうではないですか!!(笑)

因みに松=「黒木=針葉樹」の盆栽はやっておりませんが……
  • ちば!
  • 2011/01/31 9:25 PM
ちば!さん、こんにちは。

今日の本文を、どうぞ読んで下さいね。
有り難うございます。
  • 菊地虎男
  • 2011/02/01 11:51 AM
では、今から読みます……(`Д´)ゞピピッ!!
  • ちば!
  • 2011/02/01 10:52 PM
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