オヤジのオリジナル「そば殻堆肥・ハスキーミックス」2

  • 2011.01.19 Wednesday
  • 21:49
こんにちは、園芸店オヤジです。



今日もそば殻堆肥のお話です。

作物のいのちは、種子が発芽して、大地に根を張ることから始まります。
ですから、水分や温度などが好適条件下だったのにも関わらず、発芽出来なかったというのでは話になりません

そこで
日本土壌肥料学会で、小松菜の種子を使い、その発芽率で土壌改良材としての堆肥の良否を決めようと言うことになりました。
小松菜を選んだのは、比較的発芽率が安定している植物だからでしょう。

ちなみにサカタのタネ「わかみ小松菜」は発芽率90%以上が保証されています。信州特産の「松本一本ネギ」は75%です。
 
下の画像ですが、丸皿の左は「そば殻・堆肥ハスキーミックス」が1リットル、右は無肥料の焼き土が同量の1リットルです。

これを混合して松本一本ネギを蒔きその後の生育の様子を観察しました。


左がハスキーミックス、右が無肥料の焼き土

小松菜の場合はほぼ100%が発芽しますが、ネギの場合でも80%以上の発芽率を示しました。

植物が発芽するという事は、まずは根が出ますよね。
発芽率が良いという事は、「ハスキーミックス」が根の張りをよくすると言う事実の、第一の証拠です。


葱の培養中です

「ハスキーミックス」の使用法は極めて簡単、畑ならば10〜15平方メートルに約40リットルを散布し、深さ10〜15僂帽未垢世韻任茲い任后

つまり、
家庭用耕耘機で耕せる深さですね。

「ハスキーミックス」にたっぷりと棲息している有用微生物は好気性菌ですので、空気が必要です。ですので
深耕は効果がなくなります。
 
この実験では土と等量混合しましたが、その土は無肥料です。

しかし近年、専業農家の土壌における肥料過剰、そして家庭菜園ではそれを遙かに上回る肥料過剰であることが、東京農業大学教授・後藤逸男先生によって明らかにされています。


せっかく根張りを促す「ハスキーミックス」を散布しながら、これ以外の肥料散布をする事は、化学肥料はもちろん米ぬかや鶏糞のような有機肥料でも有害ということになります。
 
一例を申しますと、高冷地におけるタマネギ栽培において、冬期の浮き上がり・抜け現象は肥料過剰ゆえに根が深く張れなかったことを示しています。

ついでに申しますと、諏訪湖流入河川上川にバイカモなどの沈水性植物が消えたのも同様の現象からですが、この事は後日、環境面の話題にて詳しく述べます。
 

ここでご注意願いたいのは、鶏糞が悪いと言っているのではないと言う事です。
現在リン資源枯渇が懸念されていますが、鶏糞にはリンが多量に含まれています。
その備蓄技術としてコウモリ糞グアノのような形状にする研究などが有ってしかるべきと考えます。

次回は微生物関連の視点で、「ハスキーミックス」と連作障害について書きたいと思います。

 
にほんブログ村 環境ブログ 大気・水・土壌環境へにほんブログ村 花ブログ 自然農・自然農法へ  

↑宜しかったらクリックをお願いしますm(_ _)m
 

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM